今回より会誌のサイズをA4サイズに致しました。日本桜草総銘鑑 また改訂版としました。
編集後記

 平成8年度に、会誌の別冊として「日本桜草総名鑑(稿)」を発行、そのあと実生新花について一枚刷りを追加しました。この名鑑については定期的に改訂版か追録を出したいと思っていました。
 さて、近年各地で実生に取り組まれる方が多くなりました。つかし桜草界には全国組織もなく、まして登録制度もありません。各自思い思いに命名・発表されているようです。そのために、懸念していたように同名異品がかなり生まれてしまいました。
 そこで急いでここに銘鑑の改訂版に取り組みました。最近の情報の収集に努め、同盟の場合にはお願いして改名または取り下げをして頂きました。関東方面については、私は不案内なので、さいたまの川端利明氏に骨折りをいただき、各実生家に連絡をとって頂きました。ここに感謝申しあげます。
 それでも既に発表されてしまった分については如何ともしょうがありません。

類似名…四方山(よもやまとしほうざん)萬の里と萬里響、娘盛と 娘盛り
      鴇の郷と朱鷺の里、立田川と龍田川、小ゞ波と漣、手中の玉と
      酒中の玉、共白髪と友白髪
同名三種…白鷺
同名二種…玉牡丹、児牡丹、群千鳥、雪景色、篝火、雪牡丹、夕霧、
       八橋、初音
       春霞、古金襴、姫桜、窓の梅、武蔵野、小笹の雪、東雲、
       石橋、千羽鶴、手拍子、蘭奢待
類花…梅ヶ枝、紫光梅

 新花に命名する場合、同名のものがないか慎重に検討されねばなりません。いったん外に出しますと、それは作者・命名者の手を離れ、一人歩きすることになります。命名者にも、混乱を生まないという応分の責があると思います。
 そこで以下のお願いです。実生新花の発表を考えておられる方があれば、当方まで御一報ください。調整させていただきます。銘鑑を発表した行きがかり上、混乱を避けたい意向をおくみ取りください。

 浪華さくらそう会会長 山原 茂